シリアル値
日付や時刻を数値で表したもの。Calc内部では日付や時刻をシリアル値で処理されている。
日付は整数、時間は小数で表される。
日付
1899年12月31日のシリアル値を 1 とし、1日経過するごとにシリアル値も1増加する。
日付 | シリアル値 |
1899年12月31日 | 1 |
1900年1月1日 | 2 |
1900年1月2日 | 3 |
1902年9月26日 | 1000 |
2009年7月6日 | 40000 |
日付のシリアル値は、DATEVALUE関数で求めることができる。
例:=DATEVALUE("20009/12/31")
時間
1秒はシリアル値 86400分の1で表される。
時間 | シリアル値 |
3時0分0秒 | 0.125 |
6時0分0秒 | 0.25 |
9時0分0秒 | 0.375 |
12時0分0秒 | 0.5 |
24時0分0秒 | 1.0 |
時間のシリアル値は、TIMEVALUE関数で求めることができる。
例:=TIMEVALUE("1:15:33")
日付および時間のシリアル値を表示する
デフォルトで、日付は月日、時間は時間:分形式で表示される。
上記関数を使わずにシリアル値を表示するには、 表示するセルにカーソルを置き、[Delete]キーを押すと「内容の削除」ダイアログが表示される。「書式」のみにチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックすると、表示がシリアル値に変わる。
シリアル値 0.0000115740740740741 で 1秒と表示されるが、小数の計算は誤差が伴う場合がある。
- 最終更新:2011-03-02 20:07:43