成績表から60点以上の人だけを表示したい

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成績表から60点以上の行(レコード)だけを表示するには、標準フィルタを利用する。

警告
標準フィルタを利用するときは、設定を誤ると「元に戻す」ボタンを押しても元データが消えてしまうことがある。
標準フィルタを利用する場合は、予めバックアップをとっておくか、元データのワークシートのコピーをとっておくことをおすすめする。(バージョン3.1.0)


1.成績の合否データは以下のように作成する。

イメージ328.png

標準フィルタを利用する場合、オートフィルタ機能と同様に1人分のデータを行別に入力する。

2.項目名の行にカーソルを置く

イメージ329.png

条件を選択するコンボボックスは同一行の項目名を読み込んで表示される。

3.メニューから標準フィルタを選択する


〔メニュー〕→〔データ〕→〔フィルタ〕→〔標準フィルタ〕を選択する。

各項目別に「標準フィルタ」ダイアログが表示される。
イメージ334.png

※メニューから標準フィルタを選択すると、データ範囲が自動的に設定されるが、うまくいかないときは「2.項目名にカーソルを置く」でデータの範囲を指定して、標準フィルタのメニュー選択する

4.「標準フィルタ」ダイアログを設定する †


〔点数が60点以上のレコードを表示〕
項目名:点数
関係:>=
値:60
を設定する。


各項目設定後、OKボタンをクリックする。

5.フィルタの結果を表示

下図のように、点数が60以上のデータだけが表示される。
イメージ335.png



標準フィルタ利用した結果を別なワークシートに表示するには

予め新しくワークシート作成する。ここではSheet4とする。
1.成績の合否データは以下のように作成する。
2.項目名の行にカーソルを置く
3.メニューから標準フィルタを選択する
以上の項目は共通。

4.「標準フィルタ」ダイアログを設定する

〔点数が60点以上のレコードを表示〕
項目名:点数
関係:>=
値:60
を設定する。

オプションで「列ラベルを含む範囲」、「フィルタ結果の貼り付け先」、「ソース範囲とリンクする」にチェックを入れる。
「縮小ボタン」をクリックする。
イメージ336.png

5.結果表示の範囲を指定する

予め作成した、Sheet4を選択する。
「ソース範囲とリンクする」にチェック入れた場合、別なワークシートに移動しても元データ範囲と同じ箇所の色が変化している。
イメージ337.png

色が変化している箇所で左上のセルにカーソルを置く。
(特に決まったセルにカーソルを置く制限はなく。他のセルにカーソルを置いても結果が表示される。)
注意:ここで結果表示範囲を指定しないと、元データが消えてしまう場合がある。

範囲が指定されたことを確認し、ダイアログ右の「縮小ボタン」をクリックする。

6.「標準フィルタ」ダイアログを確認

イメージ338.png
上図で
(1)表示されるセル範囲
(2)元データのセル範囲
を確認する。

予め〔メニュー〕→〔データ〕→〔範囲の指定〕で「データベースの範囲の指定」ダイアログで
元データおよびフィルタ結果表示のセル範囲に名前を登録しておくと、上図ダイアログで範囲名(未設定の場合「-指定なし-」になっている)を指定するだけで、「5.結果表示の範囲を指定する」の項目を省略できる。


7.結果表示

OKボタンを押すと、下図のように標準フィルタの結果が指定のワークシートにコピーされる。
イメージ339.png



  • 最終更新:2011-03-02 19:58:51

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