表を参照し、商品コードを入力して商品名を表示する

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下記のような商品コードと商品名の一覧表から、セルに商品コード「1008」を入力して、番号に対応した商品名「キューイ」と表示するには、LOOKUP関数を利用する。

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商品名一覧表
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表作成の工夫

表作成に関して、商品コード1010の商品名が「商品名がありません」と入力されているのは、商品コードの最大値以上の数値が入力された場合、商品コード最大値の商品名が表示されてしまう。例えば商品コード1111は一覧表にはないため、コード最大値である1010に対応した商品名が表示される。LOOKUP関数の性質上、誤入力を防止するための対応策として作成。
また、商品コード最小値未満が入力された場合、商品名は「#N/A」と表示される。

LOOKUP関数


単一行または単一列範囲から条件に一致するセルの内容を返す。

構文

  LOOKUP(検索条件; 検索範囲; 結果範囲)

  検索条件、検索範囲は数値でなければ正確に検索されない場合がある。

     検索条件
      検索するキーとなる数値条件。一致(イコール)する条件のため複数の条件
      または複数のセルを指定することはできない。また文字を検索条件とした
      場合、正確に検索されない。上記例では商品コードを入力するセルを指定。
      直接数値を設定することも可能。

     検索範囲
      「検索条件」から検索される範囲を単一列または単一行で指定される。上記例では
      表の商品コードを指定。データは数値であること。データが文字である場合、
      正確に検索されない。

     結果範囲
      検索結果を表示する範囲を検索範囲と別な単一列または単一行で指定される。
      結果範囲として設定されるデータは数値、文字どちらでも可能。

使用例

      「商品名の表示」参照。

商品名の表示

セル(B3)には、=LOOKUP(A3, C3:C12,D3:D12) を入力。
セル(A3)には、検索条件が入力される。セル(A3)に入力された数値は、C3:C12の範囲から検索され、一致した数値のD3:D12の範囲にある同一行のセルの値がセル(B3)に表示される。

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  • 最終更新:2012-01-28 21:02:21

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