OpenOffice Calc基本画面

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(各正式名称はヘルプの内容等を参照)


画面上部

タイトルバー

現在作成中のドキュメント名(ファイル名)が表示される。

メニューバー

Calcを操作できるメニューが表示される。
作業内容によって、メニュー項目名が変化する。
例えば、通常ワークシートに数値を入力しているメニュー項目と、グラフを作成しているメニュー項目は異なる。


ツールバー

よく使用される作業をアイコンで表したもの。
アイコンをワンクリックするとセルの内容を変更したり、作業のダイアログを表示したりする。
初期設定では「標準」、「書式設定」のツールバーが表示されている。
作業内容によって、アイコンが変化する。


名前ボックス

範囲名が表示される。
任意に範囲名を付ける場合、ボックス内に直接名前を入力することができる。漢字で名前を付けることが可能。

任意に指定した範囲名を選択すると、ワークシートの範囲を越えて、指定範囲に移動することができる。
関数にアドレスの代わりとして範囲名を指定して計算することができる。


関数ウィザード

関数ウィザード を開く。
この機能を使用すると、数式を対話的に作成できる。ウィザードを起動する前に、現在のシートでセルまたはセル範囲を選択する。数式はこの場所に挿入される。


オートsum

セルに入力された数値の合計を表示する。

合計値を表示するには2通りあり、
1つは数値が入力されたセルを選択し、「オートsum」アイコンをクリックすると、下方または最右に合計値が表示される。2行以上または2列以上を選択した場合、各行または列ごとに計算される。
2つ目は、予め合計値を表示するセルを指定し、「オートsum」アイコンをクリックする。合計値の元となるセルを指定し確定(オートsumアイコン隣の緑色のチェックマーククリック)する。

数式の編集

数式を編集する。
数式編集のアイコンは初期では「=」状態で、クリックするとセルまたは数式バーに = 記号が入力される。同時に数式編集のアイコンは「レ」のアイコンに変化する。「レ」のアイコンは確定を意味し、クリックすると確定(Enterキーと同作用)される。
セル上で計算する場合は、最初に = 記号を付ける。

数式バー

セルの書式(計算式)が表示されたり、直接数値や計算式を入力することができる。
セル上では数値が表示されていても、計算式は数式バーで確認できる。



画面中部

列番号

ワークシート中でセルの横位置を示す記号。左からA、B、C、D・・・と英字記号で示される。

行番号

ワークシート中でセルの縦位置を示す記号。上から1、2、3、4・・・と数字で示される。

ワークシート

複数のセルの集まりまたはセルの集合体。
起動時では3つのワークシートが設定されている。
作業はワークシート単位で行い、他のワークシートを参照しながら計算ができる。

ワークシートに名前を付けたり、名前の変更、コピー、移動、削除、挿入の操作ができる。シート名を表示する「シートの見出し」があり、シート名が表示されている枠をシートタブという。
シートタブの色を指定することができる。


セル

ワークシートを構成する1つの枠。
セルに数値、文字、記号を組み合わせて計算値や文字を表示する。

セルの場所を示す座標は、ワークシート内の列番号・行番号で示され、例えば A1やBB1000と表される。他のワークシートと同じ位置にあるセルを区別するためには、セルの位置を示す座標の前に「ワークシート名.セル座標」とワークシート名の後に半角ピリオドを付けた座標位置で表す。ワークシート名を変更しても自動的に全てのセルに反映する。

セルの参照位置を示す名称として、絶対セル、相対セルがあり、セルをコピーした際、参照するセルの位置および値が異なる違いがある。
また、ワークシート内で入力直前のセルは太枠で囲まれ、アクティブセルという。

参照:セル

ドラッグで水平方向に分割

黒い「ー」の形をした部分をドラッグ(マウスの左ボタンを押しながら)し、任意の場所でドロップ(マウスの左ボタンを離す)すると、ワークシート内を上下に分割して表示することができる。

解除は、〔メニュー〕→〔ウインドウ〕にある分割の設定を解除する。

垂直スクロールバー

長い棒状を上下にスライドさせると、セルの表示が上下に移動する。



画面下部

シート名表示スライドボタン

複数のワークシートの見出し内に、ワークシート名を表示できない場合、機能する。各ボタンをクリックすると、ワークシートの名前が左右にスライドする。

シートの見出し

ワークシートの名前が表示され、名前をクリックすると、ワークシートが切り替えられる。ワークシートの名前が囲まれている枠をシートタブという。

スクロールバーの位置調整用のスライダー

シートの見出しを表示する範囲を広くしたり、狭くしたりするアイコン。

水平スクロールバー

長い棒状を横にスライドさせると、セルの表示が左右に移動する。

ドラッグで垂直方向に分割

黒い「ー」の形をした部分をドラッグ(マウスの左ボタンを押しながら)し、任意の場所でドロップ(マウスの左ボタンを離す)すると、ワークシート内を左右に分割して表示することができる。

解除は、〔メニュー〕→〔ウインドウ〕にある分割の設定を解除する。



ステータスバー

作業やワークシート内の状態を表示する。
状態を表示する内容は以下の項目の通り。

シート番号、シート総数

現在のワークシートの位置を左から示したものと、ワークシートの総数が表示される。

現在のページスタイル

ページスタイルの名前が表示される。
ページスタイル枠内をダブルクリックすると、ページすタイルを変更する「ページスタイル」ダイアログが表示される。

挿入モード

セルや数式バーと直接セルでの編集時に「挿入」、「上書き」の編集モード状態が有効表示される。
[Insert]キーや枠内をクリックすることで切り替えられる。

標準、拡張、補足切り替え

現在のセルの選択モードが表示され、標準、拡張、補足がある。
連続しない複数のセルを指定したり、指定範囲の起点の位置を固定したりしながらセルを選択する。

枠内をクリックすると、順次モードが変更される。

標準
テキストをクリックするとテキストカーソルがそこに設定され、セルをクリックすると、それが現在のセルになる。それまでの選択は解除される。

拡張
テキストをクリックすると、選択範囲が拡大ないし縮小される。

補足
テキストをクリックするごとに、既存の選択範囲を維持したまま、新たな選択範囲を追加する。この場合、複数のテキスト範囲を同時に選択した状態が得られる。


更新状態

ドキュメント(データファイル)を更新していない状態では * (Ubuntuは赤色の !) が表示される。
枠内をダブルクリックすると、ファイルは更新される。

デジタル署名

デジタル署名の状態が表示される。
セキュリティの一つで、データが改竄されないよう、また他人に示すためで、暗号の鍵を作成しデータを保守すること。

枠内をダブルクリックすると、「デジタル署名」ダイアログが表示される。

標準数式、日付と時刻、エラーメッセージ

現在のドキュメントについての情報が表示される。
通常数値が入力されているセルを複数選択すると、選択された範囲の合計値が表示される。

スムーズスライダー

ワークシートの表示倍率を左右に移動しながら変更する。

ズーム率、ズーム率選択

現在のワークシートの表示倍率を示している。
枠内をダブルクリックすると表示倍率を変更するダイアログが開かれ、またマウスの右ボタンでショートカットメニューが表示されて、表示倍率を変更できる。


 



  • 最終更新:2011-03-02 20:55:05

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